リーダーに必要な資質

リーダーに必要な資質
 
リーダーには「人を率いていく能力」が必要不可欠です。
 
ただ、「人を率いる能力」と言っても漠然としているので、少し強引ですが、ここではそのリーダーに必要な能力・性格を3つに定義付けしたいと思います。
 
リーダーに必要な資質
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①ずる賢さ(狡猾さ) ②人を巻き込んでいく力 ③未来(ビジョン)を想像させる力
 
キャリア理論の中の職業適性の理論においては、
リーダーの適性がある人物は同時に営業の適性があります。
なので、営業が得意な人間であればそのままリーダーとしてうまくやっていける可能性は高いです。
上記の3つの資質を見ると、どことなく営業の人間の雰囲気を感じ取れる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 
では、それぞれ3つの資質について簡単にですが、解説をしたいと思います。
 

①ずる賢さ(狡猾さ)

これは、もしかしたら第一印象で悪い印象を抱く方も多いかもしれませんが、そのずる賢さを良い方向に使うことは大事です。
要は力の使い方です。
ここでは、正しくその能力を使う人を例に挙げます。
 
ずる賢さとは、つまり「目標を達成させるために様々な機転が利く」という事を意味しています。
時として、正攻法ではなくともその目標を果たすために必要と思われることは積極的に行動に移します。
リーダーは結構ムチャをするというイメージがあるかもしれませんが、この思考回路の影響です。
 

②人を巻き込んでいく力

リーダーとしての資質を持ち合わせている人は、人を巻き込んでいく力があります。
違う言い方をすると、他の人間を自分の味方に引き込む能力が高いです。
①のずる賢さも相まって、相手に「自分の味方になってくれることのメリット」を強烈に植え付ける能力があります。
それ以外にもリーダー気質の人はエネルギッシュで魅力的な人が多いため、自然と周りに人が増えていきます。
 

③未来(ビジョン)を想像させる力

リーダーはいつの時代も、多くの人に未来を見せてくれます。
「これからはこうだ」とビジョンを提示して、その方向に突き進んでいきます。
ちょうど10年程前に、スティーブ・ジョブズがiPhoneを発表した時の未来が現在の姿だと思います。
②と関連しますが、この明確なビジョンを提示する事で、それに感応した周りの人間が巻き込まれていくんですね。
 
これらの要素を持つ人物の具体例を身近なところで挙げていくと
  • ワンピースのルフィ
  • 踊る大捜査線の青島刑事
  • 田中角栄
あたりが分かりやすいところかと思います。
やっぱりリーダータイプなので主人公系が多いですね。
なんとなくリーダーの人物像をイメージできましたでしょうか?
 
少し歴史上の人物のような大きな書き方をしてしまいましたが、そんな大袈裟なものではなくとも上記3つの資質を持つ人はリーダーとしての適性を持っていると思います。
 
もし新たに社内にリーダーを設定したいと思ったら、現時点で仕事ができる人ではなく、上記のような資質を持つ人物を探して、その人物を正しいリーダーとして育てていくという流れが結果的に円滑な組織運営に繋がります。